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「ドラえもん」放送最後に小原乃梨子さんを追悼 のび太が「ドラえもーん!」と抱き合う場面も

スポニチアネックス / 2024年7月27日 20時7分

小原乃梨子さん(2011年撮影)

 テレビ朝日「ドラえもん」(金曜後5・00)が27日に放送され、7月12日に88歳で亡くなった声優・小原乃梨子(おはら・のりこ、本名戸部法子=とべ・のりこ)さんを追悼した。

 番組の最後に「1979年から2005年まで、のび太の声優を務めて頂いた、小原乃梨子さんがお亡くなりになりました。小原さん、長い間本当にありがとうございました。ご冥福を心からお祈りいたします」とナレーションとともに、追悼メッセージが掲載された。

 また、背景には小原さんが役を務めていた時代の映像が流れ、のび太が涙を流しながら「ドラえもーん!」と言いながら抱き合う場面も放送された。

 小原さんは高校卒業後、草創期のテレビ業界に入り、ドラマなどに出演。結婚後に子育てのために時間がやりくりできることから声優に転じた。

 1966年「ハリスの旋風」(フジ)、67年「魔法使いサリー」(日本教育テレビ、現テレビ朝日)などに出演。74年に「アルプスの少女ハイジ」(フジ)でハイジの友達で羊飼いのペーター役、75年から始まった「タイムボカン」シリーズでは「ヤッターマン」のドロンジョなどを担当。子分の失敗をとがめるセリフ「スカポンタン」は子どもたちの間でも当時よく使われた。

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