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巨人・阿部監督「凄い大きい1勝」 3回、急きょ杉内コーチをマウンドへ「10年早い、いってこい」と

スポニチアネックス / 2024年7月27日 21時43分

<D・巨>勝利し井上(右)とハイタッチする阿部監督(撮影・島崎忠彦)

 ◇セ・リーグ 巨人2―1DeNA(2024年7月27日 横浜)

 巨人は敵地でDeNAを下して4連勝。前半戦から6カード連続勝ち越しを決め、阿部体制初の貯金10として単独首位をキープした。

 巨人の貯金10は2022年4月29日以来820日ぶりで、7月以降に限ると2021年9月25日以来1036日ぶり。

 前日にDeNAの予告先発投手として発表されていた平良が腰の違和感により登板を直前で回避し、元セーブ王の山崎が10年目、通算531試合目で急きょプロ初先発。

 その山崎から2回、来日初先発となったモンテスが左翼線二塁打を放って出塁すると、2死三塁から新人・泉口の右前適時打で先制。5回には2死二塁から主砲・岡本和が相手2番手右腕・森唯から左中間フェンス上部を直撃する適時二塁打を放って2点差に広げると、相手の反撃を1点に抑えて逃げ切った。

 来日初先発のモンテスはいきなり3安打で初盗塁も決めている。

 阿部慎之助監督(45)との試合後の主なやりとりは以下の通り。

 ――相手の先発投手が変わる難しい試合。

 「いや、凄い大きいね、1勝と思います」

 ――モンテスが3安打。

 「初見のピッチャーばっかりだけど、素晴らしいなと思います」

 ――守備も穴がない。

 「そうですね、セ・リーグですからね、しっかり守れるっていうのもしっかり把握してね、獲ったつもりですから」

 ――試合前に声がけは。

 「いや、特には。頑張ってくれっていうことだけで」

 ――3回、杉内コーチがマウンドに。

 「いや、初球、明らかになんか抜いているように見えたからね。10年早い、いってこいって(笑い)」

 ――初回から前進守備を指示。

 「そうですね、相手にプレッシャーかけるっていうのもありますしね。あそこで1点入るか、入んないかは、大きいなと思っていきなり勝負かけたんだけど」

 ――1点差で集中力を保った。若林の好守もあった。

 「そうですね。もう、凄い貴重なね、1つのアウトだった」

 ――後半戦も勝ち越しスタート。

 「いや、もうとにかく1個ずつね、やっていきたいなと思います」

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