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大エース・橋本大輝 試練の予選に「どんどん体が重くなって…」鉄棒の連覇消滅、個人総合も暫定3位

スポニチアネックス / 2024年7月28日 1時1分

予選で精彩を欠いた橋本(ロイター)

 ◇パリ五輪第2日 体操(2024年7月27日 ベルシー・アリーナ)

 男子予選が行われ、体操ニッポンが団体総合で金メダルを争う中国と同じ2班で演技。団体は暫定1位の中国に2・434点差をつけられて260・594点で暫定2位となった。

 個人総合と種目別鉄棒で連覇を狙う大エースの橋本大輝(セントラルスポーツ)が苦しんだ。5月に右手中指を突き指し、フランス入り前には左肩を痛めた。

 橋本は3種目目の鉄棒の着地でまさかのミス。13・733点に終わり、種目別鉄棒の予選落ちが決定し、この種目の五輪連覇の夢は消えた。床運動でも精彩を欠くなど6種目合計で85・064点で暫定3位。個人総合で最強ライバルとなる中国の張博恒が88・597点でトップに立ち、岡慎之助(徳洲会)が86・865点で2位につけた。

 演技を終えた橋本は、「今日はちょっとしんどかった。どんどん体が重くなっていった」と話した。29日の団体総合決勝は予選の得点は持ち越さない。「決勝は一発勝負なんで。決勝に向けて自分が最大限出せるように準備していきたい」と決戦を見据えた。

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