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鈴木福 批判への向き合い方 20歳記念フォトエッセーに書いた理由「書いたとしても僕は…」

スポニチアネックス / 2024年7月28日 7時3分

20歳となった鈴木福

 【インタビュー】6月に20歳になった俳優の鈴木福。現在、俳優業のほかに大学生、コメンテーターとしても活躍中だ。2011年のフジテレビ連続ドラマ「マルモのおきて」で一躍人気子役になった「福くん」。20歳記念で刊行したフォトエッセー「笑う門には福来る」(主婦と生活社)では、これまでの19年の歩みを振り返っているほか、誰もが標的になる可能性があるSNS時代の今、批判的な意見への向き合い方にも触れている。どんな思いを込めたのか聞いてみた。(鈴木 美香)

 「笑う門には…」には、「学業と、非難への向き合い方」という項目がある。著名人だけでなく、どんな人でも批判の当事者になってしまう可能性がある時代。誰にでも参考になりそうな、例えば「“こうとらえる人もいるんだ”という気づきになる」などの前向きな考え方を記している。

 「書かないこともできたけど、書いたとしても僕としては何も変わらない。さまざまなことをポジティブに考えていくというのがあるので、こういう思いだよ…というのをお伝えしようと思いました。この本に関する取材の時も、この部分を皆さん聞いてくださるので、そこはやっぱり書いてみる意味があったのかなと思っています」

 誰もが嫌な気持ちになる、辛らつな言葉にさらされた際のことを引き合いに「向き合い方」をつづった理由を説明した。

 「本当にそういう批判とかを受けてしまって、つらい思いをしていたら、いったん僕に相談してくれたらと思います。僕がまったくへこたれることがないって言ったら嘘になりますけど、そんなにダメージを受けず、傷が浅いタイプだから」

 身近な存在に感じる「福くん」だからこそ、その前向きな言葉が心に響きそうだ。

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