【バスケ男子】ホーバス監督「リズム悪くなったが…」 八村塁についても言及「素晴らしいチームメート」

トム・ホーバス監督（ロイター）

　◇パリ五輪第2日　バスケットボール男子1次リーグB組　日本77ー97ドイツ（2024年7月27日　ピエール・モロワ競技場）

　男子バスケットボール日本代表（世界ランク26位）は、パリ五輪1次リーグB組初戦で昨夏のW杯王者ドイツ（同ランク3位）と対戦。前半は善戦したが、後半に突き放されて77ー97で黒星発進となった。

　試合後にトム・ホーバス監督は昨年のW杯でのドイツ戦と比べながら「少し立ち上がり、相手に少し食らいついていった」と話した上で、「試合の中でリズムが悪くなった瞬間がいくつかあった。そういう時こそ、本当は合わせないといけないんだ」と試合全体を振り返った。

　20得点10リバウンドのダブルダブルと奮闘した大黒柱である八村塁（26＝レイカーズ）については「塁は素晴らしいチームメートだ。彼は試合でも練習でも、みんなと一緒に素晴らしいエネルギーを持っている。私たちは、彼と雄太とタイミングを合わせようとしているだけ。ほとんど新しいチームのようなものだが、彼らは本当に少しづつまとまりはじめている」とチームのケミストリーがまとまり始めたと明かした。

　日本の次戦は日本時間31日に開催国フランス（同ランク9位）と対戦。完全アウェーの一戦となるが「フランスはサイズのアドバンテージがある。アウェーの環境で劣勢になるのは大好き」と意気込んだ。