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体操ニッポン 予選トップ通過ならず…中国が暫定1位 橋本は精彩欠いて個人総合で暫定3位

スポニチアネックス / 2024年7月28日 0時43分

鉄棒を終えて顔をしかめる橋本(AP)

 ◇パリ五輪第2日 体操(2024年7月27日 ベルシー・アリーナ)

 男子予選が行われ、体操ニッポンが団体総合で金メダルを争う中国と同じ2班で演技した。

 個人総合で連覇を狙う橋本大輝(セントラルスポーツ)は5月に右手中指を突き指し、フランス入り前には左肩を痛めた。万全とはいえない状態の中、跳馬から演技をスタートした。

 橋本は跳馬で無難に14・566点をマークしたものの、この種目の得点源となる谷川航(セントラルスポーツ)が予定していた難度を取れないなどスコアを伸ばせず。続く平行棒は4選手が高得点を揃えた。2種目を終えて、日本は中国をわずか0・001点リードした。

 橋本は3種目目の鉄棒の着地でまさかのミス。13・733点に終わり、種目別鉄棒の予選落ちが決定し、この種目の五輪連覇の夢は消えた。

 橋本は床運動でも精彩を欠くなど6種目合計で85・064点で暫定3位。個人総合で最強ライバルとなる中国の張博恒が88・597点でトップに立ち、岡慎之助(徳洲会)が86・865点で2位につけた。

 団体総合でも暫定1位の中国に2・434点差をつけられて260・594点で暫定2位となった。

 日本が16年リオデジャネイロ五輪以来、2大会ぶりの金奪回を狙う団体総合決勝は29日、個人総合決勝は31日に行われる。予選の得点は持ち越さない。

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