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神村学園 圧倒的な強さで2連覇 エース今村が6安打完封 同校夏の「最高」4強以上狙う

スポニチアネックス / 2024年7月28日 6時33分

<神村学園・樟南>2年連続7回目の出場を決めた神村学園ナイン

 ◇第106回全国高校野球選手権鹿児島大会決勝 神村学園8ー0樟南(2024年7月27日 平和リース)

 鹿児島決勝は神村学園が樟南を8―0で下し、2年連続7度目の出場を決めた。左腕エースの今村拓未(3年)が同校の決勝戦史上初となる完封を果たした。

 準決勝までの4試合で打率・403を誇る豪打だけじゃない。背番号1の左腕、今村が“投手力の神村学園”を猛アピールした。「今日はカーブ、スライダーがよく、フォークも10球ほど使った」。変化球でカウントを稼ぎ、決め球は力のある速球。散発6安打で樟南を抑え込んだ。

 9回には「勝ちを意識した」と連続四球、右前打で無死満塁のピンチをつくったが、そこから140キロ超の速球で3者連続三振。最後の三振は自己最速143キロを上回る144キロの快速球で仕留めた。8三振を奪い、夏の決勝では同校初の完封で甲子園行きを決めた。

 大会前の3か月、小田大介監督は「自分で考えることで気力・体力・知力の向上を目指す」と“放任指導”を敢行。今村は「9回を投げきるスタミナと体の切れが自分の課題」と走り込みとダッシュで自らを追い込んだ。この日最後の140球目に自己最速を更新する力投はその証。4強入りした昨夏の甲子園で2年生ながら2回戦で先発。初回降板の洗礼を受け「どんな状況でも冷静に投げないともっと上に行けない」と胸に刻んだ。強力打線をバックに2年連続で上がる聖地のマウンドではエースとして夏過去最高の4強超えに挑む。 (中島 泉)

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