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阪神・岩崎 呉昇桓抜く球団単独4位81S 9回ピンチ断ち切り今季15S目「積み重ねていけるように」

スポニチアネックス / 2024年7月28日 5時15分

<神・中>阪神・岩崎(左)は大竹にウイニングボールを渡す(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 阪神7ー3中日(2024年7月27日 甲子園)

 不穏な流れを一瞬で断ち切った。阪神・岩崎が9回のピンチで登板して試合を締めくくり今季15セーブ目を挙げた。

 「(準備は)いつも通りです」

 淡々と振り返ったが急な出番ではあった。6点優勢の9回に登板した2番手の加治屋が2点を失いなお2死一、三塁とされたところで救援。迎えた代打・石橋をわずか2球で一邪飛に仕留めて得点を許さなかった。

 通算81セーブ目は、かつて同僚だった呉昇桓(オスンファン)を抜いて球団単独4位。「スンファンは2年だっけ」と在籍2年で80セーブを積み上げた先輩右腕に敬意を表しつつも「比べられないかもしれないけど、積み重ねていけるように頑張ります」と決意を新たにした。

 合言葉に掲げる「救援陣で負けない」を体現する快投だった。

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