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帝京 18安打13得点の猛攻で13年ぶり夏の甲子園王手 大暴れ表西4安打3打点3盗塁

スポニチアネックス / 2024年7月28日 5時2分

<東京・帝京>4回、2点適時打を放つ帝京・表西(撮影・松永 柊斗)

 ◇第106回全国高校野球選手権東東京大会準決勝 帝京13―3東京(2024年7月27日 神宮)

 帝京が18安打13得点の猛攻で8回コールド勝ち。11年以来13年ぶりの夏の甲子園出場に王手をかけた。

 今大会注目右腕の東京・永見光太郎(3年)から、4回に「1番・中堅」の表西(おもにし)優志(3年)の2点適時打などで3点を先制。5回は「5番・一塁」の富浜琉心(3年)の左越え3ランで突き放した。不動の1番・表西は4安打3打点3盗塁の大暴れ。「カットボールを待って本塁打にするくらいの気持ちで待っていた。打ったのはほとんど変化球」と“永見攻略”に胸を張った。大阪・豊中リトルシニア出身で前田三夫前監督(現名誉監督)からの熱心な誘いを受け入学した“前田チルドレン”の一人。高校通算9本塁打で、50メートル走5秒9の快足を武器に3試合連続2桁得点、1試合平均8・4点の強力打線を引っ張る。

 チームのテーマは「圧倒」で、29日の決勝は春夏連続出場を狙う関東第一と対戦。表西は「決勝でも相手を圧倒できるようにやっていきたい。絶対勝ちます」と力強かった。(柳原 直之)

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