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JR東日本東北 4番・丸山が3安打2打点で逆転勝利けん引!4強一番乗り

スポニチアネックス / 2024年7月28日 5時18分

<三菱重工West・JR東日本東北>7回、JR東日本東北・丸山が2点適時打を放つ(撮影・村上 大輔)

 ◇第95回都市対抗野球第9日準々決勝 JR東日本東北6―1三菱重工West(2024年7月27日 東京D)

 2回戦2試合と準々決勝1試合が行われた。準々決勝はJR東日本東北(仙台市)が三菱重工West(神戸市・高砂市)を6―1で下し、4強一番乗り。4番・丸山大外野手(25)が4回の逆転劇の口火を切る二塁打など3安打2打点で勝利に貢献した。

 100キロの巨体を揺すり、丸山が左打席から必死に走った。1点を追う4回先頭。最速152キロ右腕・三菱重工West・竹田の初球を左翼線二塁打。「ファーストストライクを前に飛ばせた。一塁(単打)だと自分も足がないので長打で良かった」。6番・長嶋の左越え二塁打で同点のホームを踏み、スクイズでの逆転を導く一打だった。

 7回2死満塁ではリードを3点に広げる貴重な右前2点打。「打球は詰まったけど、最初から打ちに行く準備ができていた結果」と胸を張った。森内(元日本ハム)を擁した11年以来13年ぶりに都市対抗最高成績に並ぶ4強進出。当時バッテリーコーチだった西村亮監督は「いい場面で仕事をしてくれた。あの2点が大きかった」と大きな4番を頼もしそうに見つめた。

 山形出身の丸山は、鶴岡東出身。母校はこの日、大雨で順延となっていた決勝で勝ち、2年ぶりの甲子園出場を決めた。「ちょっと負けられないなと。スマホで結果を気にしてましたけど…。母校も勝って、自分らも勝てたから良かった」。喜びと併せて心配もあった。山形県内は記録的豪雨で甚大な被害を受けた。「自分は鶴岡出身なので(実家は)大丈夫ですけど…。きょう応援に来られない人もいたはずだし、その人たちの分とは言えないけど勝てて良かった」。東北全体の鉄道を管理する会社員だけに、地元も含めた東北へ心を寄せた。

 昨年は2回戦敗退も、今年は4強一番乗りを果たした。「去年は力負けしたけど、今年はみんな調子がいいので、次もこの勢いで頑張ります」。丸山は力強く言い切った。(伊藤 幸男)

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