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巨人 来日初先発モンテスが猛打賞!4連勝で堅首、2年ぶり2桁貯金10に乗せ2位広島と2差

スポニチアネックス / 2024年7月28日 5時33分

<D・巨>8回、モンテスは京山の暴投で一塁から三塁へ進む(撮影・西川祐介)

 ◇セ・リーグ 巨人2―1DeNA(2024年7月27日 横浜)

 首位の巨人は27日、DeNAに2―1で競り勝って4連勝。2年ぶりの2桁となる貯金10として2位の広島とのゲーム差を2に広げた。新加入のココ・モンテス内野手(27)が「6番・三塁」で来日初の先発出場で2回に先制の起点となる二塁打を放つなど3安打。前日の代打での来日初打席初安打も合わせて打率・800とした助っ人が、4年ぶりのリーグ優勝への新たな歯車となる。

 俺は“ここ”でもやれる――。そんな思いをバットに込めた。来日初スタメンで猛打賞と活躍したモンテスは「バッティングでたくさん貢献できたと思う。非常にいい一日になりました」と笑った。

 「6番・三塁」で先発出場し、個々に特徴の違う投手に対しても積極的に攻めた。相手は先発予定だった平良が腰痛で先発を回避してブルペンデー。4打席全て初対戦の投手だったが「調子が良く、ボールがしっかり見えている」とストライクは全て振った。2回1死では山崎から左翼線二塁打を放ち、その後の泉口の適時打で先制の生還。4回は森唯から遊撃内野安打を放った。6回はウィックの直球で空振り三振も、8回は京山の直球を左前へはじき返した。

 「日米の野球は少し違うかもしれないが、同じスポーツであるのには変わりない」。今季3Aで打率・335をマークしていた実力を存分に発揮している。デビュー戦だった前夜の代打二塁打を含め、これで2試合で5打数4安打、打率・800。三塁守備も4度の守備機会を無難にこなした。阿部監督は「初見の投手ばかりだけど素晴らしい。しっかり守れるのも把握して獲った」と目を細めた。

 愛称は祖父が呼び始めたという「ココ」。14日に来日したばかりだが、すでにチームに溶け込んでいる。試合前の円陣では声出し役を務めた郡がモンテスに「今日はどこの球場で打つの?」と振り「ココデショ!」と答えるコンビ芸を披露。「仲間に加えてくれて、いい円陣になった」と感謝する。

 首位のチームは貯金を22年4月29日以来、2年ぶりとなる2桁の10とし、2位の広島に2ゲーム差をつけた。「これから対戦を重ねていく上で、どんどん自分なりの対処法をつくっていきたい」とモンテス。まだベールを脱いだばかり。4年ぶりの覇権奪還へ、“ここ”から加速させる。(小野寺 大)

 ≪100試合未満到達監督は5人目≫巨人は今月、両リーグを通じ最高となる勝率・765(13勝4敗)。貯金9の猛チャージを見せ、開幕91試合目で貯金10に到達した。2リーグ制以降の巨人新人監督で2桁貯金をマークしたのは、16年高橋由伸監督以来8人目。そのうち、100試合未満で到達したのは50年水原茂監督(23試合目)、61年川上哲治監督(54試合目)、81年藤田元司監督(22試合目)、02年原辰徳監督(40試合目)に次ぎ5人目だ。なお、水原監督を除く過去3人は優勝したが、阿部監督はどうか。 

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