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“はりひな”1回戦で悪夢 映像を上回った“未知数”北朝鮮ペアの強さ「想像を絶するプレー」

スポニチアネックス / 2024年7月28日 1時51分

まさかの初戦敗退に終わった早田ひな(奥)張本智和組(ロイター)

 ◇パリ五輪第2日 卓球(2024年7月27日 パリ南アリーナ)

 日本勢の連覇がいきなり消滅した。混合ダブルス1回戦で“はりひな”こと張本智和(智和企画)早田ひな(日本生命)組は、北朝鮮のリ・ジョンシク、キム・グンヨン組に1―4で敗れた。

 開始から6連続ポイントを奪われ、第1ゲームを先取される嫌な展開。第2ゲームを取り返したが、第3ゲームを奪われ、さらに第4ゲームを13―15で競り負けた。ここが「キーポイントだった」と張本智和は振り返る。

 「一番(の敗因)は4ゲーム目を取れなかったこと。あそこで1点を取りきっていれば、2―2だったので…」

 第5ゲームは粘りを発揮して9―7に持ち込むが、そこから逆転を許して10―12で落とした。頂点を目指した戦いは、初戦で幕を閉じた。

 国際大会の出場が少なく、初対戦だった北朝鮮ペア。世界最終予選の映像は見ていたが、実力は想定以上だった。

 張本智「今日は特に相手の男子選手のプレーが凄かった。あのプレーは、混合だけでいえばトップ10に入るぐらいの、本当に想像を絶するようなプレーだった。本当に悔しいけど、あのプレーをされたら、ちょっと仕方ないかなと思う部分もある」

 早田「男子選手の威力が思っているより凄かった。自分が攻めても倍にして返されたり、張本選手の方に男子選手や女子選手からカウンターをされたり。北朝鮮の選手が凄いなっていうのを感じた」

 五輪前の海外ツアーで4週連続優勝を果たし、逆転で第2シードを獲得。打倒中国へと機運は高まっていたが、初戦で足下をすくわれた。日本勢にとって東京五輪の水谷隼、伊藤美誠組に続く金メダルは早くも消えた。

 張本智「やっぱり、この3年間試合に出てこなかった選手とやるのは新鮮であり難しかったけど、相手も逆にいえば3年間プレーしていないのに、こんなに良いプレーをしたのは本当に素晴らしいこと。気持ちや技術も調整して、シングルスの1試合1試合をやっていくしかない」

 早田「(五輪の怖さについて)そうですね。そういった勢いというのはあったと思う。でも、五輪だから負けたというよりは、普通に試合をしていても、もしかしたら負けていたんじゃないかなというような感じ。また明日、(シングルスで)自分がやってきたことを出せるようにしたい」

 早田は28日に、張本智は29日にシングルス初戦を迎える。男子の田勢邦史監督は悔しさを抱えながらも「自分たちの力をシングルスと団体で爆発させてほしい」と期待を寄せた。

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