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木更津総合 サヨナラで甲子園決めた!好守で技キラリ タイブレーク制しノーシードから6年ぶり8度目

スポニチアネックス / 2024年7月28日 9時58分

<千葉大会決勝 木更津総合・市立船橋>延長で甲子園出場を決め喜びを爆発させる木更津総合ナイン(撮影・沢田 明徳)

 ◇第106回全国高校野球選手権 千葉大会決勝 木更津総合2-1市船橋(2024年7月27日 ZOZOマリン)

 2つの高度なプレーで、木更津総合が6年ぶり8度目の夏切符をつかみ取った。タイブレークに突入した延長10回無死一、二塁。先頭・和田達也(2年)の絶妙なバントは三塁線ギリギリに転がった。投手からの一塁送球時に、打者走者と一塁手が交錯する間にボールが転々。内野安打に適時失策が重なり、二塁走者がサヨナラの生還を果たした。

 「絶対にリベンジするつもりでした」

 誰よりも強い思いで試合に臨んだのが、「3番・捕手」の羽根徹平(3年)だった。2年前と同じカードとなった市船橋との決勝戦。前回も1年生としてただ一人、スタメンに名を連ねたが、4打数1安打2三振に終わり、6―13で敗れた。

 「バントをミスしたり、三振をしたり…。(当時の)3年生に申し訳ないことをしましたし、2年間、その思いでやってきました」

 10回の守りではチームを救った。先頭に犠打を決められ1死二、三塁。ピンチを迎えたが、背番号2は冷静だった。1球目で三塁走者のリードの大きさに気づくと、2球目はけん制球を投げやすくするために外角へボール球を要求した。「刺せると思って自信を持って投げました」。遠投100メートルの強肩で素早く三塁へけん制。送球に対し、走者が故意に妨げたとして守備妨害を適用されアウトとなり、2死二塁となった。窮地を脱するビッグプレー。五島卓道監督は「(走者が)後ろ向きなら構わないが前向きで当たっている。(審判の判定が)正解だと思います」とうなずいた。

 羽根は決勝こそ無安打だったが、今大会で3本塁打を放ち高校通算30号に乗せた。ノーシードから7試合を勝ち抜き、たどり着いた甲子園。頼れる扇の要は「千葉と同じくチャレンジャーで戦いたい」と思いをはせた。  (森田 尚忠)

 ▼楽天・早川(16年度卒)6年ぶりの甲子園出場おめでとうございます。緊張すると思いますが、自分たちのプレーを信じて、味方を信じて、応援の力を借りて、いい成績を残せるように頑張ってください。

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