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ド軍指揮官が継投失敗認める 5―0の6回2死から投入した不調の元守護神が誤算「うまくいかなかった」

スポニチアネックス / 2024年7月28日 12時51分

大谷(左)のセレブレーションを口を開けて見守るドジャース・ロバーツ監督(左から2人目) (AP)

 ◇インターリーグ ドジャース6-7アストロズ(2024年7月27日 ヒューストン)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が27日(日本時間28日)、敵地でのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で2戦ぶりの一発とする今季32号本塁打を放った。第4打席でも左前適時打を放ち、今季5度目の3試合連続マルチ安打をマークした。また、四球で出塁した8回には2021年の自己最多に並ぶ26個目の盗塁に成功。これで年間39盗塁ペースとし、日本選手初のトリプルスリー、40本塁打&40盗塁も視野に入ってきた。しかし、チームは最大5点のリードを守り切れずに今季7度目のサヨナラ負けを喫し、2連敗となった。7月は10勝11敗と負けが先行した。

 試合後、取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は5点リードの6回2死一、三塁の場面で今季メジャーデビューした先発左腕ロブレスキから2番手右腕フィリップスに継投したタイミングが分岐点だったと分析。過去3登板でまだメジャー初勝利をつかめていなかったロブレスキのこれまでの最長イニングは5回だったが、交代時点での球数はまだ82球だった。指揮官は「そのイニングが始まった時、2人のことを考えました。ロブレスキはメジャーリーグで4試合目の先発で初めて6回まで投げたことになる。本当によく投げていましたが、今夜はあまり多くの空振りを取れていなかった。そこで(アストロズの4番)ディアスのところで代えた。ディアスは良い打席を続けていたし、エバン(フィリップス)をゲームに出して火消しをしてもらう良い機会だと感じた。でも、見ての通りうまくいかなかった」と継投失敗を認めた。

 フィリップスは今季守護神を務めて15セーブを挙げるが、最近7試合は防御率15.43と不調のため配置転換。なぜフィリップスを起用したのかを問われた指揮官は「今日使える投手を見て、(6回までに)5点のリードがあって、右打者に対しては右投手が良いと思った。フィリップスは直近の投球は良かったし、起用できる場面だと思った。彼は長い間ずっと素晴らしかったし、監督としての私の役割は彼が対応できる場面を見つけ出すことだと思っている。6回のイニングは彼にとって負担にならないと感じた。しかし、アストロズの打者の打球はことごとく野手のいないところに飛んだ。強打されたわけではないけど、残念ながら結果は悪かった」と肩を落とした。

 ロブレスキが5点リードの6回に2死一、三塁としたところで指揮官は継投を決断。しかし、フィリップスが4連続適時打を浴びてあっという間に1点差に詰め寄られた。

 結果的にこの回の4失点が響き、8回にはビジオの4号ソロでリードを広げたが、その裏に4番手ハドソンが2失点して同点。9回に5番手右腕トライネンがアストロズのブレグマンにサヨナラ本塁打を被弾し、まさかのサヨナラ負けを喫した。

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