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【高校野球】聖光学院3年連続甲子園切符! エース高野、5回1死まで完全投球 選抜出場の学法石川を撃破

スポニチアネックス / 2024年7月28日 16時40分

<学法石川・聖光学院>3連覇を決め、笑顔で駆け出す聖光学院ナイン

 ◇第106回全国高校野球選手権福島大会決勝 聖光学院4―1学法石川(2024年7月28日 県営あづま球場)

 聖光学院が選抜出場の学法石川を4―1で下し、3年連続19度目となる夏の甲子園出場を決めた。

 最速145キロ右腕のエース高野結羽(3年)が準決勝からの連投の疲れも見せず5回1死まで完全投球。8回に死球と長打で1失点したものの得意のスライダーとカットボールを効果的に使った投球で終わって見れば2安打完投。「スライダーを生かして相手に自分のスイングをさせないように心掛けた。監督から良くやったと言われてホッとしました」と涙を浮かべ試合を振り返った。

 打線は初回、学法石川の2年生サウスポーの立ち上がりを攻め3四球と3安打を集める打者一巡の猛攻で一気に4点を奪い主導権を握った。甲子園で春夏通算29勝の斎藤智也監督(61)は「シーソーゲームを経験しながら(苦戦した)準々、準決を肥やしにして1試合1試合強くなった。

 最後までマウンドを死守した高野の成長を見た。労いの気持ちで抱きしめました」と愛弟子と抱擁し喜びを分かち合った。19度目の夏の甲子園に向け指揮官は「(大会まで)あまり時間はないですが、山あり谷ありのチームが次のステージに向かう覚悟の大きさを見せたい」と決意を新たにしていた。 

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