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【高校野球】中京大中京が7年ぶり29度目の甲子園 11安打7得点で東邦下す 昨夏決勝の雪辱果たす

スポニチアネックス / 2024年7月28日 18時30分

甲子園出場を決め、喜ぶ中京大中京ナイン

 ◇第106回全国高校野球選手権愛知大会決勝 中京大中京7-3東邦(2024年7月28日 岡崎レッドダイヤモンドスタジアム)

 中京大中京が東邦を制し、2017年以来7年ぶり29度目の甲子園出場を決めた。

 決勝で両校が激突したのは22年ぶり。名門校対決とあり、スタンドは多くの野球ファンで埋め尽くされた。

 中京大中京は初回に先制点を奪われたが、その裏、2死一、二塁から5番・仲健太郎(3年)が左中間を破る2点二塁打を放ち、逆転。2-2の5回にはまたしても仲が1死二、三塁から中犠飛を放ち、勝ち越しに成功した。

 6回には1番・神谷倖士朗(3年)の中前打でリードを広げると、4-3と1点差に迫られた直後の8回裏には神谷、岡部純陽(2年)の連続適時二塁打でダメ押し点を奪い、試合を決めた

 投げてはエース・中井遙次郎(3年)が8回途中3失点と力投。8回2死一、二塁のピンチで後を継いだ田中太久哉(2年)が相手6番を見逃し三振に仕留め、追加点を許さなかった。

 試合後、高橋源一郎監督は「昨年、同じところで勝利を逃しまして、あの時の悔しさ、その思いで1年やってきました」と昨夏、決勝で愛工大名電に敗れた悔しさがこの1年の原動力だったとし、8回に集中打を見せたナインに「このまま逃げ切れるわけでないと選手に言い聞かせていた。勇気を持ってフルスイングしてくれた。感激してます」と目尻を下げた。

 杉浦正悦主将(3年)も「すごい悔しい思いをして、ここまでやってきて最後、勝ちで終われたのでとても素直に嬉しいし、愛知県大会で反省がいろいろあるので1週間で修正して全国で戦えるようやってきたいです」と笑顔。「自分たちの目標は日本一なので、全国でも戦えるように他の県を圧倒できる野球をして日本一を目指して頑張っていきたい」と意気込んだ

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