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隆の勝「あ!いける!と思ってしまったのがダメだった」 初優勝逃し悔しさも…「自信になります」

スポニチアネックス / 2024年7月28日 18時56分

<大相撲名古屋場所千秋楽>優勝決定戦で照ノ富士に寄り切られた隆の勝(撮影・長嶋 久樹)

 ◇大相撲名古屋場所千秋楽(2024年7月28日 ドルフィンズアリーナ)

 大相撲名古屋場所は28日、名古屋市のドルフィンズアリーナで千秋楽の取組が行われ、平幕の隆の勝(29=常盤山部屋)は12勝3敗で優勝決定戦に進出したが、横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)に寄り切りで黒星。大逆転での初優勝はならなかったが、「横綱と千秋楽まで争ったのは自信になります」と充実の表情を見せた。

 隆の勝は今場所、湘南乃海、琴勝峰に敗れて2連敗スタートとなったが、4勝3敗で迎えた8日目から7連勝。14日目には優勝に王手をかけていた照ノ富士に寄り切りで勝利。右喉輪から一気に前に出ての完勝を「え?ありえない!と思ってふわふわしていた。(飛んできた)座布団が当たったので“勝ったんだ”と」振り返り、「調子の良い横綱に勝ったので自信になった」と喜びを語っていた。

 1差で迎えた千秋楽。隆の勝は土俵下で見守る照ノ富士の前で、大の里を喉輪で起こして押し出しで勝利。決定戦では攻め込む場面もあったが、最後は横綱の寄り切りで土俵を割った。

 隆の勝との一問一答は以下の通り。

 ――本割も勝って決定戦も惜しかったが。

 「負けは負けです。でもそこに立てたことが十分かな。勝ちきれなかったけど、横綱と千秋楽まで争ったのは自信になります」

 ――決定戦の内容について。

 「二本入った時に、あ!いける!と思ってしまったのがダメだった。上体が起きたので組み止められてしまった。やることは一つしかないので、前に出て行こうと決めていたので、それはできたと思う。めちゃめちゃ悔しいけど、横綱相手にそんなこと言うのもおこがましい。決定戦できただけでもよかったです」

 ――千秋楽まで優勝争った一昨年の夏場所は緊張したと言っていたが、今回は?

 「今回はまさか決定戦になると思ってなかったので、気楽でいけました。決定戦の時もガチガチに緊張することなく力は出し切れたかなと思います」

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