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【ボクシング】重岡銀次朗が生涯初黒星 試合後はタンカで救急搬送 9回TKOで兄・優大に続き王座陥落

スポニチアネックス / 2024年7月28日 19時48分

<IBFミニマム級タイトルマッチ12回戦 重岡銀次朗・ペドロ・タドゥラン>9R、TKO負けした重岡(撮影・岸 良祐)

 ◇プロボクシングIBF世界ミニマム級タイトルマッチ 重岡銀次朗《12回戦》ペドロ・タドゥラン(2024年7月28日 滋賀ダイハツアリーナ)

 プロボクシングIBF世界ミニマム級王者・重岡銀次朗(24=ワタナベ)が同級1位ペドロ・タドゥラン(27=フィリピン)に9回2分50秒TKOで敗れ、3度目の防衛に失敗し、王座から陥落した。

 滋賀県初のボクシング世界戦開催でメインイベンターとしての役割を果たすことはできなかった。約4年7カ月ぶりの左構え相手に、初回から左のボディーをヒットさせるなど、距離を詰めてパンチを出した。しかし、タドゥランも2回からは前への圧を強め、手数も増えた。3回には銀次朗は鼻血を出し、右目は腫れた。壮絶な打ち合いの中で有効打は相手が多かった。8回終了後にレフェリーが「OK」と確認し、ドクターのチェックが入った。9回終了間際にレフェリーが割って入り試合がストップ。「これまで戦ってきた中で一番強い選手」と警戒してきた元世界王者タドゥランの前に屈した。

 あまりのダメージの大きさに試合後はトレーナーに抱えられるように、タンカに乗せられ、リングを後にした。銀次朗は意識はあるものの、タンカで救急搬送され、病院へ向かった。

 直近3戦は「重岡兄弟」の兄・優大(27=ワタナベ)と同時世界戦を行ってきたが、優大が今年3月のタイトルマッチで敗れ王座から陥落。23年1月以来の単独での世界戦となったが、兄に続いて王座から陥落する悪夢に再び襲われた。

 次戦以降で見据えていた他団体との統一戦プランも白紙となった。3月に兄・優大に判定勝ちし新王者となったWBC王者メルビン・ジェルサエム(30=フィリピン)との将来的な対戦も見据えていた重岡銀だったが、痛すぎる生涯初黒星を喫した。

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