瀬戸大也 20年来のライバル萩野公介氏引退で「最近全然燃えない」本音 まさかのお願いに萩野氏爆笑

瀬戸大也

　競泳の瀬戸大也（30＝CHARIS＆Co.）が28日放送の日本テレビ系「サンデーPUSHスポーツ」（日曜後4・55）に出演し、パリ五輪への思いを赤裸々に語った。

　盟友でもある、東京五輪を最後に引退した競泳の五輪金メダリスト・萩野公介氏からインタビューを受けた瀬戸。

　「東京五輪を終えて公介が引退を決断して。やっぱり自分の中でもぽっかり穴が空いた感じがして、正直最近全然燃えないんですよ。心の底から」と20年来のライバルだった萩野に本音をもらした。

　3度目の五輪出場となったパリ大会は初めて萩野がいない。それでも五輪に向け気持ちを奮い立たせたのは萩野の存在だったという。「金メダルが欲しいっていうのは変わらないんですけど公介を抜いてパリは終わりたいですね」と話す。

　瀬戸が目指すのは萩野が持つ日本記録。自己ベストタイムよりも100分の4秒早い萩野の記録に挑む瀬戸は「泳がなくてもいいからさ、招集所までけっこう泳ぐ雰囲気だしてキャップ被っておいてほしい。目の前で超えたいです」と冗談交じりに頼み込む場面も。

　これには萩野も「泳ぐ雰囲気出して招集所に来てほしいって…なにを言ってるのかわからない」と盟友の頼みに思わず声を出して笑っていた。