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吉田麻也 ミスをして謝るのは「日本のスポーツ全体でなくしていくべき悪しき習慣」と持論披露

スポニチアネックス / 2024年7月28日 20時20分

LAギャラクシーの吉田麻也(ロイター)

 元サッカー日本代表DF吉田麻也(35=LAギャラクシー)が27日、パーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)に出演し、ミスをして謝るというのは「日本のスポーツ全体でなくしていくべき悪しき習慣」と持論を披露した。

 吉田は自身の五輪について、08年の北京、12年のロンドン、21年の東京五輪に出場。計13試合に出場は五輪サッカー史上最多記録タイの記録を持っている。だが、ロンドン、東京で4位と「僕とネイマールがサッカーでは一番出場試合数が多いということで。なのにメダルを取っていないということで、ちょっと申し訳なさもあるんですけど」と語った。

 また、リスナーから、子供が試合や練習でミスをすると「ゴメン」と言って下を向いてしまうというメールが寄せられると「僕は、この日本のスポーツのなかで、ミスをしてゴメンって謝るっていう文化は変えたほうがいいと思ってるんですよね」と語った。

 吉田は日本のほかにもオランダ、イングランド、イタリア、ドイツ、米国でもプレー。その経験を踏まえ「欧州でミスに対してゴメンって謝る人ってほとんどいなくて」とし、その理由を「このゴメンっていうのは、プレーをほかの誰かのためにプレーしている、うまく合わせられなくてゴメンっていう、基準がほかの選手なんですよね。でも、ヨーロッパとかの選手たちは、自分がうまくなるっていう主軸のもとにプレーしているので、ミスをした時にゴメンという発想じゃなくて、“やっちまった!…なんでミスしちゃったんだ”って、ベクトルが自分に向いてるんですよ」と説明した。

 さらに「もちろん、試合でうまくいかなくて、みんなに迷惑かけてゴメンねって試合後に言うのはいいんですけど、試合中はやっぱり自分がどうしたらうまくプレーできるかとか、どうやったら自分が成長できるかっていうことにベクトルを向けてプレーするべき」とし「そんな謝っている時間があるんだったら、次のプレーをどうしたらいいかを考えるほうが大事だと僕は思っている」と持論を語り「これは日本のスポーツ全体でなくしていくべき悪しき習慣じゃないかなと思っている」と締めくくった。

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