阪神 サヨナラで同一カード3連勝 森下が決めた 30日から首位・巨人と「甲子園100周年」シリーズ

＜神・中＞力投する阪神・西勇（撮影・北條　貴史）

　◇セ・リーグ　阪神4ー3中日（2024年7月28日　甲子園）

　阪神が中日にサヨナラ勝ちを収め、同一カード3連勝を飾った。

　9回2死満塁のチャンスを逃した阪神は延長11回、先頭の近本が左前打で出塁し、中野が送って1死二塁。続く森下が左前に適時打を放ち、難敵のR・マルティネスを攻略した。

　先発・西勇は2回に細川に先制弾を浴びるも、3回以降は要所を締めて無失点。5勝目こそ逃したものの、安定感のある内容だった。2点リードした9回にマウンドへ上がった守護神・岩崎が追いつかれる「誤算」はあっても、リリーフ陣が踏ん張り、大きな白星をつかんだ。

　30日からは首位・巨人と「甲子園100周年」のメモリアルシリーズ。聖地の生誕祭へ、竜退治できっちりとはずみをつけた。