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体操女子が暫定4位「みんなで戦えた」宮田のヘアピンつけ結束 ハプニングも乗り越えた

スポニチアネックス / 2024年7月29日 0時53分

<パリ五輪 体操練習>ポーズを決める(左から)岸、牛奥、岡村、中村(撮影・小海途 良幹)

 体操女子の予選が行われ、3班の日本は4種目合計162・196点で暫定4位だった。エースで主将の宮田笙子(順大)が喫煙&飲酒で代表辞退となる異例の状況の中で、跳馬のスペシャリスト牛奥小羽(日体大)を含め4人が大過失なく演じ切った。

 事前合宿地のモナコで宮田が用意した赤と白のヘアピンをつけて試合に臨んだ。岡村真(相好ク)は「やっぱり笙子ちゃんの思いも乗せて。5人で戦っているんだというのを見せるというか、みんなで戦えた」と振り返った。日本協会の田中光・強化本部長は「彼女が合宿などで引っ張ってくれた部分は事実としてある」とし、宮田のヘアピンをつけて臨む選手たちの意思を尊重し「それなら堂々と行こう」と了承したという。

 1種目目の段違い平行棒前に円陣を組み「やったるで!」と叫んだが、いきなりハプニングもあった。演技順について宮田欠場で試行錯誤しており、2日前に間違えたオーダーを提出。本来は3番目だった岸里奈(戸田市SC)が、2番目でコール。変更は不可能のため、そのまま演技を始め、ミスなく乗り切った。

 その後も4人4種目で全16演技を大過失なく完遂。予選通過の想定ライン160点を超え、5大会連続の決勝が見えてきた。岸は「こんなに良い試合をしたのは初めてというぐらい良い試合ができた。凄いうれしかった」と話した。

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