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【競泳】17歳の平井瑞希は7位に涙 飛び込みアクシデントに「力出し切れなかった」100Mバタフライ

スポニチアネックス / 2024年7月29日 3時49分

平井瑞希(ロイター)

 ◇パリ五輪第3日 競泳 女子100メートルバタフライ決勝(2024年7月28日 ラデファンス・アリーナ)

 女子100メートルバタフライで五輪初出場の平井瑞希(17=アリーナつきみ野SC)は57秒19の7位に終わり、メダル獲得はならなかった。

 1レーンからのスタートに失敗したのか、出遅れる形となった。「スタート直後に頭に手が当たってしまったのか分からないですけど…。ストリームラインが組めなくて、すごい失速してしまったところから始まったのが…。全然、自分の力も出し切れずに終わっちゃったなと思います」と涙ながらに語った。

 

 27日の予選は全体2位の56秒71で通過。準決勝は隣のレーンで五輪新記録55秒38を出した世界記録保持者ウォルシュ(米国)の波を受けながら、全体7位の56秒86をマークし、決勝進出を決めていた。

 3月の代表選考会で56秒91の自己ベストを記録し、6月には56秒33に更新。池江璃花子の持つ日本記録56秒08も視野に入る。16年リオデジャネイロ五輪の池江の姿をテレビで観て五輪への憧れを抱いた。今はリオ五輪時の池江と同じ高校生で「リオの池江璃花子さんは高校生でメダルはとれなかったが、自分はとれるように頑張りたい」と意気込んでいた。

 3月の代表選考会後はスタートの改善に着手。飛距離と初速を上げるため右足を蹴るタイミングを速めた。ターン後のドルフィンキックの強化にも取り組み、21年東京五輪女子100メートルバタフライを制したマーガレット・マクニール(カナダ)の動きを動画で研究。蹴り幅を狭めて水の抵抗を減らすことに成功した。

 力まずに水に丁寧に力を伝える感覚を研ぎ澄ますために合気道も導入。昨夏の世界選手権福岡大会の女子100メートルバタフライ決勝を現地で観戦し、モチベーションを高めた。強くなるために、できることは何でもこなしてきた。

 決勝でタイムを落とし、満開の笑顔とはならなかったが「将来は世界記録目指していきたいので、ベストを更新し続けるような選手になりたい」と前を向いた。

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