オリックス 相手先発が左腕の試合は8連敗 中嶋監督「ちょっと今日は」7連敗に記者の質問さえぎる

＜ソ・オ＞　選手交代を告げるオリックス・中嶋監督　　（撮影・成瀬　徹）　　　

　◇パ・リーグ　オリックス1ー4ソフトバンク（2024年7月28日　みずほペイペイD）

　オリックスが22年5月以来の7連敗を喫した。3回に頓宮の5号ソロで12試合ぶりに先制した後は無得点。2桁10安打を放ちながら、1～5番の上位打線が無安打とちぐはぐな攻撃に、中嶋監督はあきれ笑いを浮かべながら振り返った。

　「下位からつながって上位、ってのが（理想だが）…。（上位と下位の）どっちかがどっち（つながらない状況）なので…」

　宗、セデーニョの猛打賞が数少ない光明で、「（明るい材料を）探していくしかないですよね。もっと探します」と険しい表情で話した指揮官。最後は「いや、もうちょっと今日は」と、記者の質問をさえぎる形で取材対応を終えた。この日は大関を崩しきれず。相手の先発が左腕の試合は8連敗となり、借金は8。3連覇中の王者が暗闇から抜け出せない。（阪井　日向）