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日本ハム・清宮 ソフトバンクのM灯阻止打!猛攻口火 2安打2打点で甲子園決めた母校・早実祝福

スポニチアネックス / 2024年7月29日 6時1分

<日・西>笑顔でポーズを決める清宮(左)と伊藤(撮影・高橋 茂夫)

 ◇パ・リーグ 日本ハム9-0西武(2024年7月28日 エスコンF)

 祝・甲子園だ。日本ハムは28日、13安打と打線が機能し9―0で快勝した。初回無死二塁から清宮幸太郎内野手(25)が、決勝打となる先制の右中間二塁打。6試合連続安打となる2安打2打点で打線を活性化させた。母校・早実が西東京大会を制し、自身が高1だった15年夏以来の甲子園出場決定。後輩への祝福とエールの活躍だった。

 試合開始から間もない午後1時10分。後輩の背中を押すように、清宮のバットから決勝打が生まれた。その7分後。エスコンフィールドから南に約830キロの神宮で、母校・早実が西東京大会決勝をサヨナラで制し、歓喜の輪をつくった。

 「僕がパワーを送っていましたね。久々の甲子園が凄く楽しみになった」

 初回無死二塁。右中間へ先制の適時二塁打。これが打線を活性化させた。2回は押し出し四球を選ぶなど打者12人で7得点。2回までに9得点で試合を決めた。6回には中前打し、母校を祝福する2安打2打点。出場6試合連続安打で、その6試合は17打数12安打と好調をキープし「勝ちに飢えているので、そこかな」と要因を挙げた。引き分け以下なら可能性があった首位ソフトバンクの優勝マジック点灯を阻止した。

 母校優勝の一報は、試合中にベンチ裏でスタッフから知らされ「最初はうそだと思った」と笑った。試合前に、対戦相手の日大三OB・山崎と「珍しく」食堂で並んでスマホで観戦していた時は劣勢。「散々、凄い試合をやってきた」という宿敵・日大三相手の勝利に「次に会ったら、(肩を突いて)うい~ってやります」と試合中に帰宅していた山崎への優越感をにじませた。

 自身が1年だった15年夏以来9年ぶりの出場。高校時代の一番の思い出は、その甲子園だ。東海大甲府(山梨)との3回戦で放った聖地初本塁打は、右翼席に向かう弾道まで鮮明に思い出せる。差し入れも考え中で「楽しくプレーして、後悔ないようにやって」とエール。母校・西日本短大付(福岡)が出場を決めている新庄監督からは「西短と当たってほしいね」と初対戦を熱望された。

 先輩として目指すのは上位浮上でのポストシーズン進出。「なかなか経験できていないので(CSの試合を)したい」と表情を引き締めた。(田中 健人)

 ≪実は夏男!?≫清宮(日)が15日楽天戦から6試合連続安打。高卒1年目の18年にデビューから7試合連続安打したが、6戦以上の連続安打は昨年7~8月の10試合(自己最長)以来5度目。他に22年7月、昨年6月に8試合連続と夏場に安打がよく続く。

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