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スケボー女王 14歳・吉沢恋の食べたいモノと行きたい場所 残りの中学生活「楽しんで過ごしたい」

スポニチアネックス / 2024年7月29日 6時1分

<パリ五輪 スケボー>金メダルを手に笑顔の吉沢(撮影・小海途 良幹)

 ◇パリ五輪第3日 スケートボード(2024年7月28日 コンコルド広場)

 女子ストリートで、世界ランク1位で五輪初出場の14歳・吉沢恋(ここ、ACT SB STORE)が272・75点で金メダルを獲得した。21年東京大会の西矢椛に続いて日本勢が連覇を飾った。

 決勝のランは2位。ベストトリックでは4本目に大技「ビッグスピンフリップボード」を決めてトップだった赤間凜音を逆転。優勝が決まっていた最終5本目もトリックをメイクすると、パリの青空に両手を突き上げた。

 「率直にうれしいのと、まだ自分が金メダルを獲ったことに驚きがあります」。メダルを持った感想を問われると「一番は重いなと思いました(笑い)」とはにかんだ。

 21年東京五輪。金メダルを獲得した当時13歳、西矢のライドを見て、夢舞台に憧れを抱いた。「テレビで見ていて、自分も行きたいなと思っていた。次の五輪、パリでかなえられたのがうれしい。想像できていなかったし、最後の決勝ですらまだ想像できていなかった。今でも実感はわかない」と話した。

 茶色に近い明るい髪色は、帰国後に「黒に戻す」と笑う。食べたいものを問われると「ラーメン」。ご褒美で行きたい場所はディズニーランド。まだ中学3年生の14歳。「あとはもう半年、楽しんで過ごしたい」。中学最後の夏、パリの観衆は吉沢に恋をした。

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