【サッカー女子】同組スペイン 開幕2連勝で決勝T進出一番乗り!日本戦控えるナイジェリアは開幕2連敗

＜パリ五輪サッカー女子　スペイン・ナイジェリア＞前半、競り合うスペイン代表プテリャス（右）（AP）

　◇パリ五輪第3日　サッカー女子　スペイン1―0ナイジェリア（2024年7月28日　ボジョワール競技場）

　パリ五輪サッカー女子は28日、1次リーグ第2戦が各地で行われ、日本と同じC組の世界ランク1位スペインが同36位ナイジェリアに1―0で勝利。開幕2連勝で決勝トーナメント進出を一番乗りで決めた。一方、敗れたナイジェリアは開幕2連敗。31日には決勝トーナメント進出を懸け日本と直接対決することになった。

　日本を下し白星発進を飾ったスペインはナイジェリアに大苦戦。0―0で迎えた後半8分、FWパラリュエロがゴールネットを揺らすもVAR判定によって得点は取り消し。ゲームを支配するも決定力を欠き終盤まで得点できず。

　それでも後半40分、右サイドのフリーキックからMFプテリャスが値千金の決勝弾。左足でクロスぎみのボールを蹴ると、そのままファーサイドのネット揺らしゴールイン。開幕2連勝で勝ち点を6まで伸ばしたため31日の第3戦を終え、仮に同組3位に転落したとしても3位グループの上位2チームには残れるため決勝トーナメント進出が決まった。

　C組は第2戦を終え、首位がスペイン（勝ち点6）。日本が勝ち点3でブラジルと並び得点差の影響により2位浮上。3位ブラジル、4位ナイジェリア（勝ち点0）という結果に。今大会は各組3位の上位2チームも決勝トーナメントに進めるため、最下位ナイジェリアにも次の日本戦の結果しだいでは1次リーグ突破が出来る可能性が残された。