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土俵上で“失神KO”救急搬送の幕下・草野が無事を報告「死んだかと思いました」10分以上意識不明だった

スポニチアネックス / 2024年7月29日 6時53分

<名古屋場所14日目>西ノ龍(右)に押し倒され土俵で動けなくなる草野(撮影・長嶋 久樹) 

 ◇大相撲名古屋場所千秋楽(2024年7月28日 ドルフィンズアリーナ)

 前日27日の取組で救急搬送された西幕下29枚目の草野(23=伊勢ケ浜部屋)が、意識不明から1日経って元気な姿を見せた。

 14日目の西ノ龍(23=境川部屋)戦。横から大きく振りかぶって繰り出す危険な張り手をまともに浴びると、膝から崩れ落ちてそのまま真後ろに倒れた。その瞬間から全く動けなくなり、土俵近くに常駐する救急救命士や警備の親方衆らによって担架で搬送。まわし姿のまま救急車で病院へ運ばれた。

 この日は、部屋の横綱・照ノ富士(32)の付け人として支度部屋に姿を現した。「死んだかと思いました。倒れ方がよくなかったです」。強烈な張り手を数発食らって意識を失った状態で相手の頭が顔に当たり、さらに後ろへ倒れた時に後頭部を強打。一撃だけにとどまらず複数回のダメージを受けていた。

 土俵上で仰向けに倒れたまま意識不明に。目が覚めたのは、担架に乗せられた状態で宮城野親方(元横綱・白鵬)に体を拭いてもらっている時だったという。倒れてから10分以上は意識を失っていたようだ。

 草野は昨年の学生横綱で、先場所幕下付け出しで初土俵。アマチュア相撲のルールでは横からの張り手が反則となっているため、大相撲ならではの痛すぎる初体験に「プロの洗礼ですね」と苦笑いしていた。脳振とうの診断で現在は普通に生活できているが、念のため場所後に精密検査を受けるという。

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