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橋下徹氏 兵庫・斎藤知事への維新の対応を批判「内部告発に関して外部調査の徹底を進言しなかった」

スポニチアネックス / 2024年7月29日 8時12分

橋下徹氏

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が29日までに自身のSNSを更新。パワハラや不適切な贈答品受領などの疑惑を内部告発された斎藤元彦兵庫県知事への日本維新の会の対応について言及した。

 斎藤氏の辞任論が飛び交う中、日本維新の会は斎藤県政の誕生に尽力した経緯もあり、事実解明が先だとの立場を堅持している。党内からは「かばっているように見える」(中堅議員)との不満も出ており、イメージダウンを懸念して苦慮している。

 維新は2021年兵庫県知事選で斎藤氏と政策協定を結んだ上で推薦し、初当選させた。当時、大阪府以外で初めて誕生した「維新系知事」だった。斎藤氏は維新共同代表の吉村洋文府知事の下で財政課長を務めており、当選後も連絡を取り合うなど連携を深めていた。

 橋下氏は「維新、兵庫知事対応に苦慮 『かばっている』不満も」と題された記事を引用し、「維新は斎藤知事に関しては事実解明が先と強弁する。ところが内部告発した職員に対しては外部調査による事実解明の前に処分をした。ダブルスタンダード。内部告発に関して外部調査の徹底を進言しなかった維新のミス」と自身の見解をつづった。

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