大谷翔平 オークションで球宴サイン入りユニが2086万円 昨季球宴ユニから2倍以上に高騰

球宴で本塁打を放ち、ハーパー（右）に迎えられるドジャース・大谷（撮影・西尾　大助）

　ドジャース・大谷翔平投手（30）がナ・リーグの一員として出場した今夏球宴のサイン入りユニホームが「MLBチャリティオークション」で13万5510ドル（約2086万8540円）で落札された。

　入札は16日から10ドルから開始。ユニホームの背番号17の「7」の部分に大谷のサインが入ったユニホームには28日までに136件の入札があり、13日間で一気に金額がはね上がった。ヘルメットも球宴後に「MLBオークション」に出され、落札価格は16万10ドル（約2464万1540円）と超高値が付いていた。

　エンゼルスに所属していた昨季の球宴で使用したア・リーグのユニホームは5万10ドル（約699万3573円＝レートは当時）。ヘルメットは9万8010ドル（約1367万円＝レートは当時）で落札されていただけに、いずれも2倍前後まではね上がったことになる。

　大谷は16日に行われたオールスター戦の3回に球宴初本塁打とある先制3ランを放った。日本選手では2007年にランニング本塁打を記録したイチロー（マリナーズ）以来2人目で、柵越えは初。初出場した21年に勝利投手となっており、球宴で勝利投手＆本塁打をともに記録するのは94回の歴史で史上初の快挙だった。