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9回TKO負けで王座陥落の重岡銀次朗 右眼窩底骨折も体調は問題なし

スポニチアネックス / 2024年7月29日 15時20分

8R、タドゥラン(左)の強烈なパンチを受ける重岡(撮影・岸 良祐)

 プロボクシング前IBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗(24=ワタナベ)が精密検査を受けた結果、右眼窩底骨折と診断されたことを29日、所属ジムの渡辺均会長が明かした。

 重岡銀は28日、滋賀ダイハツアリーナで行われたIBF世界ミニマム級タイトルマッチで同級1位ペドロ・タドゥラン(27=フィリピン)と対戦。壮絶な打ち合いの末、序盤から右まぶたを腫らし、9回2分50秒TKOで敗れ3度目の防衛に失敗していた。試合後意識はあったものの、リングから担架で運ばれ、滋賀県内の病院に救急搬送されていた。

 渡辺会長によると体調は良好とのことで、あす30日の帰京後の午前中に都内の病院に入院し治療方法などを決める予定だという。全治は不明だが、一般的には全治1~6カ月とされている。

 重岡銀はこの日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新し「応援してくれた方 3150fightとこうきさん(亀田興毅プロモーター)スポンサーの方 ワタナベジムのみんな 負けて申し訳ありません」と右まぶたが腫れ上がった痛々しい姿で謝罪のポーズを見せていた。

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