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【高校野球】阿南光が春夏連続甲子園逃す プロ注目・吉岡が完投負け、全4試合一人で投げ抜くも…

スポニチアネックス / 2024年7月29日 17時0分

阿南光・吉岡暖

 ◇第106回全国高校野球 徳島大会決勝 阿南光5―6鳴門渦潮(2024年7月29日 むつみスタジアム)

 鳴門渦潮が阿南光を延長10回タイブレークの末に6―5で下し、2017年以来7年ぶり8度目の夏の甲子園出場を決めた。

 阿南光のプロ注目で最速146キロ右腕の吉岡暖(はる=3年)が6失点完投の力投を見せるも報われなかった。

 初回2死一、二塁を見逃し三振で切り抜けたものの、その後も我慢の投球が続いた。

 2―1の7回1死三塁では投手前へのスクイズを許して同点に追いつかれ、なおも2死一塁で左翼線へ勝ち越し二塁打を献上した。

 準決勝までの計3試合21イニングを一人で投げ抜いてきた。決勝も最後までマウンドを譲らなかったものの、最後に力尽きた。

 ◇吉岡 暖(よしおか・はる)2006年(平18)8月28日生まれ、徳島県阿南市出身の17歳。小学1年から野球を始めて捕手。中学時代は阿南シティーホープに所属して3年時にエースとして全国大会優勝。阿南光では1年夏から背番号18でベンチ入りし、1年秋から背番号1。50メートル走6秒2、遠投100メートル。1メートル82、85キロ。右投げ右打ち。

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