【ハンドボール男子】日本 ドイツに敗戦 クロアチア戦に続き連敗…今大会初勝利はお預け

＜日本・ドイツ＞ボールをまわす部井久アダム勇樹（ロイター）

　◇パリ五輪第4日　ハンドボール男子1次リーグA組　日本26－37ドイツ（2024年7月29日　パリ南アリーナ6）

　日本は29日、1次リーグ第2戦でドイツと対戦。26―37で敗れ、初戦に続き連敗を喫した。

　36年ぶりの自力五輪出場となった「彗星（すいせい）ジャパン」。27日には初戦でクロアチアと対戦し、29―30とわずか1点差で惜敗。ドイツ戦で今大会初勝利を目指した。

　ハンドボール発祥国でもある強豪・ドイツ。本職の右ウイングが負傷し、欠いた状態だったが、実力を見せつけた。

　前半、日本はゴールに再三攻め込みながらも相手GKウォルフの好セーブなどディフェンスに苦しめられる展開。リズムをつかめないまま、前半を10－21で折り返した。

　後半も序盤からリードを広げられ、得点差はダブルスコアに。それでも藤坂、安平らの得点で食らいついて16－16。しかし、前半の失点が響き、及ばなかった。

　1次リーグは残り3試合。中1日でスペイン、スロベニア、スウェーデンと対戦する。各組上位4チームが準々決勝に進出する。