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JR東日本東北が集中打で初の決勝進出

スポニチアネックス / 2024年7月29日 18時4分

<西濃運輸・JR東日本東北>4回、逆転2ランを放ち、ガッツポーズするJR東日本東北・金沢(撮影・木村 揚輔)

 ◇第95回都市対抗野球大会第11日 準決勝 JR東日本東北8―4西濃運輸(2024年7月29日 東京ドーム)

 準決勝のカベを破ってJR東日本東北が初の決勝に駒を進めた。

 点を取るイニングにはしっかり集中打を浴びせる。逆転されれば7番の金沢が中堅右に豪華な逆転2ラン。7回は1死から下位打線でチャンスを作り、2番のルーキー橋本が左翼線に適時二塁打。8回も3長短打に犠飛を絡め3点と、4番の主砲・丸山が無安打でも8得点と打線が機能して流れを相手に渡さなかった。

 「今までチャンスの場面でも逆に(打者が)ピンチみたいな感じだった。それがなくなってきたな。経験もそうだし、常にウチはチャレンジャーと言ってきた。それが実ってきたね」西村亮監督は決勝進出に、選手への手応えを口にした。

 3試合目の先発となった32歳のベンテラン小島(TDKからの補強)が6回2失点と試合を作った。「東北代表っていいですよね。2番手で投げた武田もきらやか銀行出身。鳥肌立ってワクワクします。きょうは楽しく投げられました」と最高の笑顔を作った。

 「決勝も牛タンパワーで頑張ります!」と金沢が雄叫びをあげ、チーム一丸で黒獅子旗を獲りに行く。

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