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「今でも悔しい」張本智和 シングルス初戦圧勝も2日前の悪夢「忘れられるわけがない」

スポニチアネックス / 2024年7月29日 18時13分

<パリ五輪・卓球>シングルス1回戦を突破し小さくガッツポーズの張本智(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第4日 卓球(2024年7月29日 パリ南アリーナ)

 男子シングルス1回戦で、日本のエースで世界ランク9位の張本智和(智和企画)が、同79位のベルギー選手を4―0で下して2回戦に進出した。

 早田ひなと組み、金メダルを目指していた混合ダブルスは27日の1回戦で北朝鮮ペアにまさかの敗戦を喫した。

 張本は「切り替えようとは思わなかった。今でも悔しいし、切り替えられるわけがないので。喋りながら、今でも悔しいぐらい。今日、準決勝だったなと思いながらプレーしていた。何十年も忘れられない悔しさだった。1日2日で忘れられるわけがない」と振り返った。

 男子代表の戸上や篠塚に「敗因の愚痴を聞いてもらっている」と明かす。なんとか負けた事実を受け入れて立ったシングルスのコートで、格下を寄せ付けなかった。

 「シングルスに負けたら団体、団体に負けたら次の五輪。ずっと進んでいくので、やっていくだけかなと思います」。21年東京五輪はシングルス4回戦敗退。1点1点を積み重ね、メダルへの道を切り開く。

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