スケボー金の14歳・吉沢恋 インスタフォロワー10倍に！「知らない人からもメンション」

メダル獲得から一夜明け、会見に臨んだ（右から）吉沢恋、赤間凜音

　パリ五輪第3日（28日）のスケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した14歳の吉沢恋（ACT　SB　STORE）と銀メダルを獲得した赤間凜音（15）が競技から一夜明けた29日、パリ市内のチームジャパンハウスで記者会見に臨んだ。

　吉沢は「優勝した時は1位を獲ったと実感していなかったが、インスタのフォロワーが増えたり、記者会見をしてもらい、あらためてうれしさがある。（インスタでは）知り合いからおめでとうというのはあったが、知らない人からもメンションがあり、知らない人も応援してくれているんだなと思った」と笑み。大会前のフォロワーは3000人くらいだったと言うが、「今は3・8万人くらいいて」と明かした。

　初めての夢舞台には、もちろん家族も応援に駆け付けた。「最初は親、家族が見に来てくれているので緊張もするし、嫌だなと思ったが、表彰台に乗って1位になって、いい姿を見せられたなと思う。（親は）人生で一番笑顔でした。そうやって自分の活躍で笑顔になってくれるのはうれしいし、これからももっと楽しませてあげたい」と話した。

　金メダルで一気に注目度が高まる。「今までスケボーを6年くらいやってきたが、最初はあまり好きじゃなかったし、大会にもあまり出ていなかったので、世の中ではあまり知られていない存在だった。大会に出ても評価が低くて悔しい思いがあったので、それを覆せるくらい、今回で有名になれたらいいなと思います」。花の都で、世界は確かにその名を知った。