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銅の馬術団体 平均年齢41・5歳のチームが歴史的快挙 スケボ10代の次は「初老ジャパン」躍動

スポニチアネックス / 2024年7月29日 21時35分

人馬一体の好走にガッツポーズの大岩(ロイター)

 ◇パリ五輪第4日 馬術(2024年7月29日 ベルサイユ宮殿)

 総合馬術の団体で、日本が銅メダルを獲得した。馬術での日本勢の表彰台は32年ロサンゼルス五輪の障害飛越個人で金メダルを獲得した“バロン・ニシ”西竹一以来、92年ぶり。ベルサイユ宮殿で、快挙を達成した。英国が91・30点で金メダル、フランスが103・60点で銀メダルだった。

 競技前の大アクシデントを乗り越えた。28日の第2種目クロスカントリーを終えてメダル圏内の3位につけ、最終種目の障害馬術を迎えたが、北島隆三(乗馬クラブクレイン)の馬が馬体検査をクリアできず(左後ろ脚のケガ)、20点減点。日本は5位に下がった。

 減点法で点が少ない方が上位となる総合馬術。北島に代わって出場したリザーブの田中利幸(乗馬クラブクレイン)が タイムオーバーでの減点はあったが、全ての障害を飛越。続く戸本一真(日本中央競馬会)が減点0の快走でメダル圏内の3位に浮上すると、3人目の大岩義明(nittoh)が減点を0・40点にとどめ、快挙の扉を切り開いた。

 4人は18年から同じチームとして戦ってきた。全員が昭和生まれで北島が38歳、田中が39歳、戸本が41歳、大岩が48歳で平均年齢は41・5歳。前日(28日)のスケートボード女子ストリートでは14歳の吉沢恋(ここ)、赤間凜音(りず)が金、銀を獲得したが、ティーンエイジャーの活躍の次は、自らを「初老ジャパン」と呼ぶチームが快挙を成し遂げた。

 ▼大岩 まだ信じられない。ゴールでメダルを言われて泣いちゃった。

 ▼戸本 諦めなかったら、いいことがあるな。奇跡ですね。奇跡の連続だった。長いことこのチームでやってたので。全てが奇跡だった。感謝しかない。

 ▼北島 信じられない。4人でとれたことが奇跡的。考えられない。最高のチームでした。

 ▼田中 プレッシャーはありましたけど、楽しんでコースを回れました。

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