馬術日本が銅！歴史的快挙にネット大興奮「感動やばい」「泣いた」 トレンド入り「バロン西」とは

総合馬術、障害馬術で好走しガッツポーズの田中（ロイター）

　◇パリ五輪第4日　馬術（2024年7月29日　ベルサイユ宮殿）

　総合馬術の団体で、日本が銅メダルを獲得した。馬術での日本勢の表彰台は32年ロサンゼルス五輪で金メダルを獲得した西竹一以来、92年ぶり。ベルサイユ宮殿で、快挙を達成した。英国が91・30点で金メダル、フランスが103・60点で銀メダルだった。

　時空を超える表彰台だった。馬術で日本勢がメダルを獲得するのは1932年ロサンゼルス大会の障害飛越個人で、「バロン・ニシ」こと陸軍騎兵中尉だった西竹一が愛馬ウラヌス号とともにアジア諸国として初めて金メダルを手にして以来となる。

　西竹一は1936年ベルリン大会の障害飛越競技にも出場したが、落馬により棄権。また総合馬術競技には元競走馬のアスコットともに出場し12位だった。その後、日本馬術界の伝説的英雄は1945年3月22日、太平洋戦争の激戦の地「硫黄島」で42歳の若さで戦死している。

　Xでも「総合馬術」「バロン西以来」など関連ワードが続々トレンド入りした。「感動やばい」「マジでとんでもねえことおこってる」「最後の30秒は、声が出なくなった」「鳥肌たった！」「人と馬のいい関係が見れてワクワクする」「歴史が動きました」「泣いた」などとコメントが相次いだ。