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総合馬術団体、92年ぶり銅メダル 馬も一緒に表彰式 プレゼンターは英アン王女 「素敵」「最高」の声

スポニチアネックス / 2024年7月29日 23時56分

表彰式で笑顔の総合馬術日本代表(ロイター)

 総合馬術の団体で、日本が銅メダルを獲得した。馬術での日本勢の表彰台は32年ロサンゼルス五輪の障害飛越個人で金メダルを獲得した“バロン・ニシ”西竹一以来、92年ぶり。ベルサイユ宮殿で、快挙を達成した。英国が91・30点で金メダル、フランスが103・60点で銀メダルだった。

 競技前の大アクシデントを乗り越えた。28日の第2種目クロスカントリーを終えてメダル圏内の3位につけ、最終種目の障害馬術を迎えたが、北島隆三(乗馬クラブクレイン)の馬が馬体検査をクリアできず、20点減点。日本は5位に下がった。

 減点法で点が少ない方が上位となる総合馬術。北島に代わって出場したリザーブの田中利幸(乗馬クラブクレイン)が タイムオーバーでの減点はあったが、全ての障害を飛越。続く戸本一真(日本中央競馬会)が減点0の快走でメダル圏内の3位に浮上すると、3人目の大岩義明(nittoh)が減点を0・40点にとどめ、快挙の扉を切り開いた。

 競技後には、92年ぶりの表彰式に臨んだ。選手は馬に騎乗して登場。自身も馬術で1976年モントリオール五輪に出場した英国王室・アン王女がメダルを授与した。選手が表彰台にいる間、馬は後方で待機。表彰のリボンをつけていた。式後は場内をウイニングランで周回した。

 なかなか見ることがない表彰式にネット上も興味深々で「後ろにいるお馬さんかわいすぎんか?」「イギリスのお馬さんたち止まって待ってるの凄いな…」「お馬さんみんなリボン付けててかわいい」「ほのぼのしててとても良かった」「表彰式最高だった」「素敵な表彰式だった」「イギリスの王族がフランスのベルサイユ宮殿で選手を表彰するっていうのもすごすぎる」などと声が上がった。

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