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73キロ級・橋本壮市 意地の銅メダルへ3位決定戦進出!敗者復活戦で相手が“危険な投げ”で一発反則負け

スポニチアネックス / 2024年7月29日 23時58分

<パリ五輪 柔道>男子73キロ級、敗者復活戦を勝ち上がる橋本壮市(撮影・平嶋 理子)

 ◇パリ五輪第4日 柔道(2024年7月29日 シャンドマルス・アリーナ)

 男子73キロ級の橋本壮市(32、パーク24)が29日、敗者復活戦でエルデネバヤル・バザヤ(24=モンゴル)を下し3位決定戦進出を決めた。

 意外な結末で3位決定戦進出を決めた。体格で上回るバザヤに開始3分すぎに投げられ耐えた橋本。危ない場面だったが耐えきった。ここで審判がビデオ判定を要求。結果はバザヤが頭を支点として投げ技をしたという危険な投げ「ヘッドダイビング」という判定で、相手の一発反則負けとなった。

 地元選手との準々決勝。完全アウェーの中、ともに決め手に欠き、投げを警戒し組手を切る消耗戦となった一戦は、ガバが指導1に対して橋本には指導3が与えられ、6分25秒反則負けで終わった。割れんばかりの大歓声が地元のガバに降り注ぐ中、橋本は天を仰いだ後、しっかりと一礼。日本柔道男子歴代最年長の32歳の金メダルへの挑戦は終わった。

 微妙な判定に泣いた一戦から3時間。気持ちを切り替えた橋本は自分の柔道を信じ勝利をつかんだ。「やっぱり金メダルを獲らないと目立たない」という強い気持ちで臨んだ32歳でのパリ五輪。目標には届かなかったが、初五輪で日本柔道に橋本ありを、銅メダルを手にして証明する。

 ◇橋本壮市(はしもと・そういち)1991年(平3)8月23日生まれ、静岡県出身の32歳。神奈川・東海大相模高、東海大を経て14年4月からパーク24所属。6歳の時に地元の育誠館で柔道を始める。中学から親元を離れ東海大相模へ。81キロ級だった高3のインターハイで優勝。大学時代に73キロ級に階級を下げ、社会人2年目の15年選抜体重別選手権で秋本啓之、大野将平と2人の世界王者を破り初優勝。16年から国際大会でも勝ち始め、初出場だった17年世界選手権を制覇。昨年のマスターズ大会を制し、8月にパリ五輪代表に内定した。

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