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阪神・森下 甲子園100周年メモリアルシリーズでG倒宣言!「勝ちにこだわって」戸郷、山崎伊ら打ち崩す

スポニチアネックス / 2024年7月30日 5時15分

阪神・森下

 阪神・森下翔太外野手(23)が甲子園球場100周年を祝うメモリアルシリーズでの活躍を誓った。きょう30日から3・5ゲーム差で追う首位・巨人との3連戦。8月1日の開場記念日を中心にさまざまな式典が予定されると同時に、今後の優勝争いを占う上でも重要な戦い。山崎伊、グリフィン、戸郷の強力先発陣との激突へ闘志を燃やした。

 森下は最高の状態で大事な3日間を迎えた。30日からの巨人3連戦。山崎伊、グリフィン、戸郷の3人が並ぶ“表ローテ”との激突に気後れはない。むしろ奮い立った。

 「そうやって、いいローテで当ててくるところで勝ったら、巨人も厳しくなると思う。勝ちにこだわってやりたい。どんなピッチャーが来ても、勝たないといけない」

 後半戦最初の中日3連戦で2度の決勝打を含む打率・667(計12打数8安打)、1本塁打、6打点の再発進。27日に待望の今季初猛打賞を決め、翌28日にも2度目を続けた。本調子ではなかった前半戦でさえ、巨人には対戦打率・317の好相性。絶好調へ突入し、難敵打倒へ意気上がるのも当然だ。

 「KOSHIEN CLASSIC SERIES」と銘打った3連戦の3日目の8月1日が甲子園球場の開場100周年に当たる。各種イベントが予定され、ランディ・バース氏(70)ら猛虎史を彩った歴代OBらも来場。普段でも4万2000人超を集める大観衆が、特別許可を得たアルプス席の仕様変更で4万7000人規模を見込まれる。

 森下にとっても特別な場所だ。東海大相模では3年春だった18年選抜に出場し、敗退した準決勝までの4試合で15打数4安打。プロでは猛虎の一員として本拠地になり、新人だった昨季は4本塁打、今季も既に同じ4本塁打を記録した。

 「長い歴史の中で大切な年。タイガースがメインとして使っている球場なので、勝たないといけないと思っている。お客さんも多く入るし、独特の雰囲気になると思う。頑張りたい」

 記念日での対戦を見込まれる戸郷には、5月24日に同じ甲子園でノーヒットノーランを許した。苦い記憶を振り払い、「過去のこと。次の戸郷を打つだけ。個人的には同世代だし、負けたくない」と言い切った。

 岡田監督も「えらい、ウチの3連戦にええピッチャー当ててきたな。まあ、ええ試合になるんちゃう、3連戦は」と楽しみにした。3・5差をどこまで縮めるか。聖地100歳の誕生日からリーグ連覇の大目標へ加速する青写真を描いた。(松本 航亮)

《タイガースと甲子園》

 ☆開場と初試合 1924年(大13)8月1日「甲子園大運動場」として開場。35年(昭10)12月10日に誕生した阪神タイガース(当時は大阪タイガース)の初の甲子園での試合は翌36年4月19日の球団結成披露試合で、セネタースに4―1、ダブルヘッダーの第2試合・金鯱戦も5―3の連勝を飾った。

 ☆初公式戦 36年にプロ野球の旗揚げ興行だった「第1回日本職業野球リーグ戦大阪大会」。4月29日の開幕戦で金鯱と対戦し、藤村富美男の完封で3―0の勝利だった。

 ☆初巨人戦 米国遠征で旗揚げ興行に不参加だった巨人との甲子園初対戦は36年6月27日のオープン戦。両軍の初顔合わせでもあり、8―7で勝利。翌28日の降雨を挟み、29日の2回戦も延長10回6―5でサヨナラ勝ちした。公式戦初の「甲子園TG戦」は同年秋季リーグの9月25日。巨人・沢村栄治にプロ野球史上初のノーヒットノーランを喫し、0―1で敗れた。

 ☆対戦成績 甲子園TG戦は通算981試合で阪神の448勝498敗35分け。1リーグ時代は42試合20勝20敗2分けの互角、2リーグ制以降は939試合で428勝478敗33分けで負け越している。

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