阪神・ビーズリー “Wバースデー勝利”だ！甲子園＆長男の誕生日「8・1」登板「いつも通りの投球を」

甲子園のマウンドで投げ込む阪神・ビーズリー（撮影・後藤　正志）

　甲子園100周年当日の8月1日に先発する阪神・ビーズリーが聖地と長男の「Wバースデー勝利」を見据えた。

　「光栄なことだが、考えすぎると（普段と）変わってくる。これも一つのゲーム。いつも通りのピッチングができたらいい」

　前回15日の巨人戦から中16日が空く計算で、灼熱（しゃくねつ）の甲子園で綿密に調整。実際のマウンドから投球練習して感覚を確かめ、終了後は阪神園芸にマウンドの固化を要望するなど準備に余念がなかった。巨人には今季2戦2勝、初顔合わせの昨季から通算18回2/3無失点の好相性を誇り、メモリアルナイターでもなで斬りにする条件は整った。

　愛してやまないウエスリー君は、まもなく1歳を迎える。「最近、歩き始めました。大きいですけどね。かわいいです。時間の経過が早すぎて、ちょっとおかしい」と照れ笑い。昨年は誕生翌々日だった8月3日の中日戦で来日初勝利を挙げた。愛息へのプレゼントは、今年も真っ白なウイニングボールと決めている。（八木　勇磨）