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お笑いトリオ「や団」本間キッド 一二三の金メダルに興奮「ブルース・リーのカンフー映画みたい」

スポニチアネックス / 2024年7月30日 5時21分

パリ五輪の柔道を現地観戦した本間キッド(本人提供)

 パリ五輪柔道男子66キロ級で2連覇を果たした阿部一二三(26)の戦いを、お笑いトリオ「や団」の本間キッド(41)が現地で生観戦した。柔道二段の腕前の本間は「横綱相撲みたいだった」と盤石の戦いぶりを振り返った。日本を上回る柔道人口を誇るフランスでも「一二三選手は大人気。会場は大盛り上がりでした」と大興奮だった。また、フェンシングで日本個人初の金メダルに輝いた男子エペの加納虹輝(26)には“第二の故郷”で祝福の声が上がった。

 「夢がかなう瞬間に立ち会えた感動でうるっときました」。本間は一二三の偉業達成の瞬間を振り返った。

 高校・大学と柔道に打ち込み、現在も趣味で続けている本間。以前から五輪が好きで「人生で一度は観戦したい」と一念発起。「見るならやっぱり阿部兄妹の試合」とチケットもなんとか入手し、日大時代の柔道部の先輩とパリに乗り込んだ。

 念願の生観戦で、一二三の凄さを改めて感じた。「組み手争いの手さばきがブルース・リーのカンフー映画を見ているみたい。テレビよりも全然速く感じました」と表現し、「相手の袖を取ったら絶対に投げる。そんなオーラを感じました」と興奮気味に話した。

 女子52キロ級で妹の詩(24)が2回戦で敗退する場面も目撃。詩は悔しさで泣き声を上げたが、その声は約50メートルの距離で観戦していた本間にも届いた。観客からは割れんばかりの「UTA」コールが鳴り響き「予選で地元選手へ送られた声援と比べても一番大きく、地響きを感じました」と振り返った。

 一二三の決勝時は本間の約10メートル前で詩が観戦。「表情は落ち着いていて、ファンの写真撮影にも応じていました」。一方、優勝決定後に「詩さんは席を立ち去る時に一度立ち止まり、目に涙を浮かべるような場面もあった」といい、現場ならではの空気感も体験した。

 や団は「キングオブコント(KOC)」で昨年まで2年連続決勝進出。優勝には届いていない。本間は「覚悟を決めた選手たちの集中力は本当に凄い」とパリで大きな刺激を受けた。KOC決勝のネタの持ち時間は5分。柔道の試合時間が4分と近いこともあり「自分も“絶対に勝つ”と腹に決めた集中力で、お笑いの金メダルを獲りにいきます」と躍進を誓った。 (山内 健司)

 ◇本間 キッド(ほんま・きっど)1982年(昭57)12月23日生まれ、埼玉県出身の41歳。07年に「や団」結成。20年第14回SMAホープ大賞優勝。柔道がきっかけで、ブラジリアン柔術などにも打ち込む。座右の銘は、格闘漫画「バキ」に出てくるせりふ「闘いとは不都合なものッッ。闘いとは思い通りにはならないものッッ」。1メートル68。血液型AB。

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