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飯村一輝が3位決定戦へ 準決勝で惜敗 日本フェンシング加納に続く2個目メダル必ず 男子フルーレ個人

スポニチアネックス / 2024年7月30日 3時5分

飯村一輝(ロイター)

 ◇パリ五輪4日目 フェンシング男子フルーレ個人(2024年7月29日 グランパレ)

 フェンシングの男子フルーレ個人が29日にグランパレで行われ、飯村一輝(20=慶大)が準決勝で五輪連覇を狙う張家朗(27=香港)に11―15で敗れた。男子エペ個人を制した加納虹輝(26=JAL)に続く今大会2個目のメダル獲得へ、3位決定戦に挑む。

 東京五輪金メダリストを相手にポイントを先行させた飯村だったが、終盤に逆転を許し決勝進出はならなかった。

 準々決勝では地元フランスのマキシム・ポーティと対戦し完全アウェーの中、15―14と1点差で競り勝ち雄叫びを上げた。

 父・栄彦さんは元フェンシング選手。北京五輪男子フルーレ個人、ロンドン五輪男子フルーレ団体で銀メダルを獲得した太田雄貴を育てた名指導者。小学1年生の時に栄彦さんの影響でフェンシングを始め、小学、中学、高校で日本一になり、15歳で初めて日本代表に選ばれた。22年に世界ジュニア選手権男子フルーレ個人を制覇。23年には世界選手権の男子フルーレ団体で優勝した。

 ◇飯村 一輝(いいむら・かずき) 2003年(平15)12月27日生まれ、京都府出身の20歳。小学1年の時、太田雄貴も在籍した「京都フューチャーフェンシングクラブ」で競技を始める。龍谷大平安高から慶大に進学し総合政策学部3年。1メートル69、65キロ。

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