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“奇跡の懸け橋”だ!体操ニッポン2大会ぶり金!前半3種目で5位 最終種目・鉄棒で超大逆転!!

スポニチアネックス / 2024年7月30日 3時11分

<パリ五輪・体操男子団体決勝>金メダルを獲得した日本の選手たち(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第4日 体操(2024年7月29日 ベルシー・アリーナ)

 体操ニッポンが、大逆転で2大会ぶりに金メダルを奪回した。

 団体総合決勝が行われ、橋本大輝(セントラルスポーツ)、萱和磨(同)、谷川航(同)、杉野正尭(徳洲会)、岡慎之助(同)の日本が259・594点で16年リオデジャネイロ五輪以来となる金メダルを獲得。最強ライバルの中国を破った。

 2種目目のあん馬で橋本がまさかの落下。27日の予選でも精彩を欠いた大エースだが、この日も苦しい演技となった。

 3種目目のつり輪は日本は苦手で、中国が大得意。ここで点差が開き、前半3種目を終えて日本は5位に後退。首位の中国に3・133点のリードを許した。

 続く跳馬ではこの種目が得意の谷川が予定の難度を取れずにスコアを伸ばせず。ただ、中国にも大きなミスが出て、その差は1・799点差に縮まった。

 平行棒を終えて3・267点差で運命の最終種目・鉄棒へ。中国の2人目が2度落下するという波乱。予選の鉄棒で大きなミスがあった橋本が好演技を披露し、奇跡の大逆転劇が完結した。

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