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五輪初出場の17歳・成田実生が大健闘6位「絶対にこの経験はムダにならない」400M個人メドレー

スポニチアネックス / 2024年7月30日 3時41分

成田実生(AP)

 ◇パリ五輪第4日 競泳 女子400メートル個人メドレー決勝(2024年7月29日 ラデファンス・アリーナ)

 競泳女子400メートル個人メドレーの決勝が行われ、五輪初出場の成田実生(17=ルネサンス金町)が4分38秒83の6位だった。

 2レーンの成田は序盤のバタフライで6位と出遅れた。背泳ぎとなった150メートルターンで7位に順位を落とすと、200メートルターン時には8位と最下位に。それでも得意の後半勝負となると、ジリジリと順位を上げて最後は6位でフィニッシュの大健闘だった。

 レース後、成田は「自分の自己ベストを出してメダル争いをすることを目標にしていたけど、自分のレースがうまくできなかった感じ。泳ぐ前はすごく会場の雰囲気とか“あーこれがオリンピックなんだな”って感じられたけど、レースでは周りの選手といいレースができなかった」と悔しさを口にした。

 それでも「絶対にこの経験はムダにならない」と、これからの成長の糧にする。パリ五輪第3日に男子400メートル個人メドレーで松下知之(東洋大)が銀メダルを獲得し「自分もメダル争いに憧れた」と目標ができた。

 今回の五輪では「そこができなかったのが悔しい」としながらも「でも、この気持ちも次につながるかなと思う」と、28年ロス五輪でのメダル争いを誓った。

 成田は午前中の予選で谷川亜華葉(21=イトマン近大)とともに2組に登場。前半は「周りが速くて心も折れそうになった」が、3泳法目の平泳ぎで追い上げると、最後の自由形で3人を抜き、4分37秒84の同組2位、全体5番目で決勝へ進んだ。「(後半で勝負する)得意な泳ぎをすれば、絶対(決勝に)いけると思った」と振り返りながらも、「前半は(タイムが)かかりすぎた。もうちょっと速く入らないと、メダル争いに加われない」と決勝への修正点を口にしていた。

 昨年4月の日本選手権で200、400メートルの個人メドレー2冠に輝き、日本代表として福岡世界選手権に出場。同年9月の杭州アジア大会では400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した。水の抵抗が少ない泳ぎが持ち味で、今年3月の日本代表選考会では派遣標準記録を突破する4分35秒40で優勝。初の五輪出場を決めていた。

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