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奇跡の金!体操・杉野正尭ってこんな人 21年東京五輪逃しオンライン取材中に号泣

スポニチアネックス / 2024年7月30日 5時12分

<パリ五輪・体操男子団体決勝>金メダルをかじる日本の選手たち(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第4日 体操(2024年7月29日 ベルシー・アリーナ)

 体操ニッポンが奇跡を起こし、2大会ぶりに金メダルを奪回した。団体総合決勝が行われ、橋本大輝(セントラルスポーツ)、萱和磨(同)、谷川航(同)、杉野正尭(徳洲会)、岡慎之助(同)の日本が259・594点で16年リオデジャネイロ五輪以来となる金メダルを獲得した。

 最終種目・鉄棒を迎えた段階で、首位の中国と3・267点差という絶望的な状況から、大逆転を起こした。杉野は鉄棒の1番手で高難度の離れ技を決めるなど、奇跡の扉を開いた。

 【杉野正尭ってこんな人】

 ☆生まれとサイズ 1998年(平10)10月18日生まれ、三重県出身の25歳。1メートル70、60キロ。

 ☆体操歴 3兄弟の末っ子で長男・史尭(ふみあき)さん、次男・広尭(ひろたか)さんの影響で6歳から体操を始める。兄たちを追って名門・鯖江高に進学。鹿屋体育大を経て徳洲会入り。

 ☆主な実績 22、23年全日本種目別選手権で得意のあん馬を2連覇。パリ五輪最終選考会だった今年5月のNHK杯では5位。あん馬、鉄棒で高い得点をそろえて団体での貢献度で代表入り。

 ☆涙の男 21年東京五輪で代表漏れした際は、オンライン取材中に号泣。その後も東京・渋谷のラコステ前で落選を知って涙が出たことも。5月のNHK杯後にはパリ五輪代表発表で名前を呼ばれ、東京五輪予選で落選が決まった高崎アリーナで今度は歓喜の涙を流した。

 ☆ストレッチは“富士山” 今回の代表チームでは体が最も硬い。幼少期からストレッチしても柔らかくならず、難度を示す「Dスコアで点差をつけていた」。開脚前屈では体が床につかず「富士山って言われてました…」。

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