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奇跡の金!体操・岡慎之助ってこんな人 小さな体に秘めた高性能「車で例えるなら…」

スポニチアネックス / 2024年7月30日 5時12分

<パリ五輪・体操男子団体決勝>金メダルをかじる日本の選手たち(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第4日 体操(2024年7月29日 ベルシー・アリーナ)

 体操ニッポンが奇跡を起こし、2大会ぶりに金メダルを奪回した。団体総合決勝が行われ、橋本大輝(セントラルスポーツ)、萱和磨(同)、谷川航(同)、杉野正尭(徳洲会)、岡慎之助(同)の日本が259・594点で16年リオデジャネイロ五輪以来となる金メダルを獲得した。

 最終種目・鉄棒を迎えた段階で、首位の中国と3・267点差という絶望的な状況から、大逆転を起こした。岡は鉄棒の2番手で好演技を披露し、奇跡のバトンを橋本につないだ。

 【岡慎之助ってこんな人】

 ☆生まれとサイズ 2003年(平15)10月31日生まれ、岡山県出身の20歳。1メートル58、58キロ。

 ☆主な実績 19年世界ジュニア選手権で団体総合、個人総合2冠。今年4月の全日本で初の表彰台2位。5月のNHK杯で橋本不在ながら初優勝を飾った。

 ☆体操歴 小学生の頃から地元の「おかやまジュニア」に所属。高校は地元・関西高に進むも、すぐに高校生では異例となる強豪クラブチームの徳洲会入り。通信制の星槎国際横浜高から現在は星槎大3年。

 ☆名前の由来 プロ野球・巨人ファンの父・泰正さんが阿部慎之助のような「スーパースターになってくれ」という思いでつけた。あだ名は「慎之助」「慎ちゃん」だが、「しん」から派生して徳洲会ではなぜか「ちん」と呼ばれている。

 ☆べた褒め 徳洲会で指導する04年アテネ五輪団体総合金メダリストの米田功監督は「車で例えるならフェラーリ」と言い、たぐいまれな素質を高評価。手足の指先まで伸びる美しい体操で「日本の宝」とも語っている。

 ☆盟友 通信制の星槎国際高横浜時代はクラスメートでもあるフィギュアスケート男子で北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)と予定を合わせて通学。ともに有名になる未来を見据え、色紙にサインの練習をしていた。鍵山の活躍には「次は自分が」と奮い立った。

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