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誰だ君は!? 競泳会場で選手ではない男がプールにドボン! 会場内から拍手喝采のワケは

スポニチアネックス / 2024年7月30日 7時0分

プールの底に“忘れた”米国の水泳選手エマ・ウェバーの水泳帽を回収するために、ライフガードが競技用プールに飛び込む(AP)

 ◇パリ五輪第4日 競泳(2024年7月29日 ラデファンス・アリーナ)

 「誰だ君は!?」。そんな声が飛んだかどうか、は定かではないが、パリ五輪競泳の会場で珍事が起こった。

 それは、女子100メートル平泳ぎの予選での一コマ。カラフルな水着を着用した男性がおもむろに現れて、プールのスタート地点に立つと、そのままプールに飛び込んだ。

 思わずスタンドもざわつく中、その男性はプールの底から、スイミングキャップをつかんで帰還。実は、この落し物は直前に泳いでいたエマ・ウェーバー(米国)のもので、ライフガードを務める男性はレースの進行が滞らないように拾い上げるミッションだった。

 この“仕事”ぶりに、スタジアムからも拍手喝采が起こったほど。Xなどでもこの光景は投稿され、話題となった。

 中継アナウンサーが「キャップが落ちていたようですね」と話し、解説者も「泳いでいた時に、キャップが外れてしまったんですね」と解説するほのぼのとした光景は全世界に放送。

 男性がしっかりキャップを回収したことで、レースは無事に再開された。

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