永山竜樹 “不可解判定”で破れた“友人”ガリゴスからの直接謝罪報告 2Sで「私たちは柔道ファミリー」
スポニチアネックス / 2024年7月30日 7時51分
27日に行われたパリ五輪の柔道男子60キロ級で銅メダルを獲得した柔道男子60キロ級に永山竜樹(ながやま・りゅうじゅ、28=SBC湘南美容クリニック)が30日、自身のインスタグラムを更新。準々決勝で永山を下した23年世界王者のフランシスコ・ガリゴス(スペイン)とのツーショットを投稿した。
ガリゴスとの準々決勝では、激しい主導権争いの中、永山の上にガリゴスがかぶさり締め技に。その後、審判が“待て”のジェスチャー。しかし、ガリゴスはしばらく締めるのをやめず、数秒後に立ち上がったが、永山は仰向けのまましばらく起き上がらなかった。永山が立ち上がると、向かい合った時点でガリゴスの勝利がコールされた。永山にとってはまさかの一本負け。この判定に本人は納得できず、約5分間も畳の上で滞留。古根川実コーチが審判団に抗議も、判定は覆らず、最後は諦めるように試合会場を去った。
この“不可解判定”でガリゴスにも批判の声が殺到。永山が自身のSNSで「準々決勝に関しては、お互い必死に戦った結果なので、ガリゴス選手への誹謗中傷などは控えて頂きたいです」とガリゴスへの誹謗(ひぼう)中傷をやめるように呼び掛けていた。
この日、「ガリゴス選手が会いに来てくれました!」とガリゴスとのツーショットをアップ。「彼から謝罪の言葉がありましたが、彼にとっても不本意な結果だったと思います」と判定への思いを記した。
「オリンピックの舞台で彼と全力で戦えた事を幸せに思います!誰がなんと言おうと私たちは柔道ファミリーです!」とつづった。
この投稿に、フォロワーからはさまざまな言語で「素晴らしい!柔道ファミリー!」「これで外野がとやかく言うのはお終いですね」「本当におめでとう。。。」などの声が集まっている。
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